Bioclavis乳酸菌の特徴
Bioclavis乳酸菌は1カプセル270mgに6750億個の植物性乳酸菌(lactobacillus planetarium AOK-L11)が含まれている加熱殺菌乳酸菌です。この乳酸菌の数は市販の100g入りヨーグルト67個分、乳酸菌入り飲料1250本分に相当します。この微粒子の乳酸菌が腸内免疫システムを刺激して免疫力をアップします。また、培養に動物性原料を一切使用していないコーシャ認証を取得しています。
腸内環境を整える
人の体は古い細胞から新しい細胞に常に新陳代謝を繰り返しています。体の壊れた部分を自己修復する能力をもって生き続けることがあらかじめDNAの中にプログラムされており、これが生命を維持する仕組みとなっているのです。そのために、それぞれの臓器や器管のネットワークが作られています。その中で大きな役割を果たすと考えられているのが腸内環境です。
腸内環境とは、例えて言えば農作物の根に相当する部分です。作物の根に有用な微生物がいると収穫量が上がるのと同様に、私達の健康も腸内環境に有用な微生物が多いと良好に保たれます。逆に便秘等によってこの腸内環境が悪化すると悪玉の微生物が増え、それらが出す色々な有害毒素が血管を循環し、新陳代謝障害を引き起こします。私達の体の中には1日3千~5千個の癌細胞の芽が生まれていますが、新陳代謝を活発にして免疫力を上げることにより排除されるため、私達は健康な状態で生きて行けるのです。
この腸内環境における免疫を刺激するものとして乳酸菌が注目されています。
殺菌乳酸菌
Bioclavis乳酸菌は加熱殺菌した乳酸菌です。この死菌体が生菌体に比べて、腸内フローラの改善、免疫刺激、いろいろな有害物質の吸着、不活性化、生体調節など非常に多岐にわたり優位であることが最近の研究で明らかになりました。
なぜ死んだ菌の方が優れているのでしょうか。その理由は菌体の大きさにあります。死んだ乳酸菌は生きた乳酸菌に比べてとても小さいのです。小さな菌体は大きな菌体が死んだ後に壊れて小さな破片となったものです。この小さいということが実はとても重要です。つまり死んだ乳酸菌は、生きた乳酸菌や乳酸菌生産物質とは体内での作用メカニズムが異なることが判明したのです。乳酸菌の整腸効果というのは、菌の生死に関係なく菌体が免疫機能を活性化させた結果起こると考えられています。
生体に直接作用するバイオジェニックス
食品の機能には直接栄養になること、美味しいこと以外に生体機能を調節する機能があります。生体調節機能には生体防御、体調リズム調節、老化抑制、疫病防止、疾病の回復などがあります。
機能性食品はプロバイオテックスとプレバイオテックス、バイオジェニックスの3つに分けられます。 プロバイオテックスとは腸内フローラのバランスに有効な生きた菌で、これが乳酸菌、納豆菌、酪酸菌などです。プレバイオテックスとは腸内フローラのバランスを良好にしてくれるものを言い、オリゴ糖や食物繊維が代表的なものです。バイオジェニックスは生体に直接作用して免疫機能促進、抗変異原作用、抗酸化作用といった様々な生理活性を発揮します。
バイオジェニックスには乳酸菌の死菌や発酵して含まれるラクトトリペプチドなどが含まれます。また植物が持っているバイオジェニックスとしては皆さんがご存知のフラボノイド、アントシアニン、カテキンなどが含まれます。
Bioclavis乳酸菌はバイオジェニックスです。Bioclavis乳酸菌は免疫系を刺激して、それがサイトカインと呼ばれる免疫を活性化させる信号を介して内分泌系、神経系に働き、その刺激によって免疫機能が増強されていくのです。バイオジェニックスはストレス軽減にも関係しています。ストレスを受けると免疫機能が落ち、交感神経が優位になってアドレナリンが放出されます。ところがストレスがなく生きがいや楽しみに溢れるといった状況では副交感神経が働き、ベーターエンドルフィンが出て、それが健康長寿に役立っています。まさに交感神経と副交感神経はブレーキとアクセルのような役割を持っていて、免疫機能がバランスよく保たれている時、人の免疫力は最大になっているのです。
乳酸菌による健康維持のメカニズム
では乳酸菌はどのようにして免疫細胞を刺激するのでしょうか。 口から入った乳酸菌は胃を通過し、その後小腸に達します。この胃を通る過程で、通常の生きた乳酸菌のほとんどは死滅して乳酸菌断片となって小腸にむかいます。小腸は人間の身体の免疫細胞の約60%が集中していて、その表面にはパイエル板と呼ばれる異物を認識してそのまま取り込む特殊な器官が存在します。パイエル板にウイルスや病原菌などの異物が取り込まれると、人は腸管免疫(人が本来持つ防御機構)を使ってこの異物を排除しようとします。Bioclavis乳酸菌は異物としてパイエル板に取り込まれるため、この防御機構である免疫細胞が活発に働き始めるのです。
このBioclavis乳酸菌の形状にも大きな特徴があります。この乳酸菌は桿菌(かんきん)と言って長方形の形状をしています。人の消化液でバラバラに分解された際、球菌に比べよりパイエル板を刺激しやすくなるのです。
また、Bioclavis乳酸菌は水に溶かした時ひとつひとつがバラバラになる超微粒子の乳酸菌です。そのためパイエル板での取り込み効率が飛躍的に高まり、腸管免疫のスイッチを押す回数が圧倒的に増え、人が本来持っている自己防御機構のスイッチをオンにし、免疫力を高く維持して健康な体を作ることが可能となるのです。